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安保理各国「偽情報」ロシアへの批判相次ぐ

2022年3月19日 4:02

国連では18日、ウクライナ国内で生物兵器が開発されていると主張するロシアの要請により安全保障理事会の緊急会合が開かれました。各国からは偽情報だとの批判が相次ぎました。

緊急会合でロシアのネベンジャ国連大使は、「アメリカ国防総省がウクライナの軍事・生物プロジェクトに資金を提供している。ウクライナはアメリカに領内で危険な生物実験をさせる許可を与えている」と主張しました。

これに対し、アメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使は、「ウクライナに生物兵器プログラムはない。アメリカ政府、世界保健機関などが支援して認めている公衆衛生施設しかない」と反論しました。

また、イギリスやフランスからはロシアの偽情報キャンペーンだという批判が相次ぎました。