“子どものSNS禁止”法案、年内提出の考え オーストラリア首相
オーストラリアの首相は10日、子どもがソーシャルメディアを利用することを禁止する法案を年内に提出する考えを示しました。
子どものソーシャルメディアの利用をめぐっては、オーストラリアでも依存症やいじめ、ポルノといった有害コンテンツへのアクセスが社会問題となっています。
オーストラリアメディアによりますと、アルバニージー首相は10日、子どもがフェイスブックやインスタグラムといったソーシャルメディアを利用することを禁止する法案を年内に提出すると発表しました。
運営企業に対して年齢確認を義務づけ、違反した場合は罰金を科すことなどを想定しているとみられます。
対象年齢については様々な検討がされていますが最大で16歳までの子どもが利用禁止となる可能性もあるということです。
アルバニージー首相は「ソーシャルメディアが、子どもたちを友だちや家族との現実の生活体験から遠ざけている」と指摘し、規制の必要性を訴えました。