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NZ北方でM8.1 周辺で津波に厳重警戒

2021年3月5日 9:40

アメリカ地質調査所によりますと、ニュージーランドの北、南太平洋のケルマディック諸島を震源とするマグニチュード8.1の大きな地震がありました。気象庁は、この地震で日本への津波の影響があるかどうか調べています。

USGS(=アメリカ地質調査所)によりますと、日本時間の午前4時28分ごろ、ニュージーランドの北のケルマディック諸島沖を震源とした、マグニチュード8.1の地震がありました。

NOAA(=アメリカ海洋大気局)は、この地震でケルマディック諸島の沿岸や周辺の島などで3メートルを超える津波の恐れがあるとして厳重な警戒を呼びかけています。

また、フィジー、ポリネシア、サモア、クック諸島、ソロモン諸島など南太平洋の広い地域の沿岸でも最大で1メートルの津波の恐れがあるとして警戒を呼びかけています。

さらに、メキシコやチリなど中南米の国々に対しても、最大で1メートルの津波の恐れがあるとしています。

ニュージーランド防災当局は日本時間の午前7時半すぎから会見を行い、津波の恐れがあるとして、沿岸部の住民に対して避難を続けるよう呼びかけています。

また、この地震で日本への津波の影響があるか、気象庁が調べています。