新型コロナウイルスの新規感染者が減少傾向に転じたアメリカのロサンゼルスでは、１５日、映画館の営業が１年ぶりに再開されました。

栗本直弘記者「映画の都ロサンゼルスで映画館の営業が再開されました。この日を待ち望んでいた映画ファンが中へと入っていきます」

ロサンゼルスでは、一時、１日あたりの新規感染者が２万人を超えることもありましたが、最近では、５００人前後にまで減少しています。

さらに、ワクチンの接種が進んだことから、映画館やレストランなどの店内営業が再開されました。映画館の再開は１年ぶりで、客の収容率２５％などが条件です。

映画ファン「１年ぶりだからとても興奮している。家でテレビを見るのは、もううんざりだ」「映画館に来ることは生活の中の大きな部分で、さみしい思いだった」

大手映画館チェーンが営業を再開させた一方で、ハリウッドの歴史ある映画館などは、感染対策など準備が整っていないため再開できておらず、映画の都が活気を取り戻すにはまだ時間がかかりそうです。