新たな汚職容疑でスー・チー氏捜査 軍発表
ミャンマー軍は17日、拘束しているアウン・サン・スー・チー氏について、新たな汚職の疑いで捜査を始めたと発表しました。
これは、ミャンマー軍が国営テレビを通じて明らかにしたもので、スー・チー氏は建設会社から日本円で約6000万円の賄賂を受け取った疑いがあるとしています。
スー・チー氏はすでに、無線機の違法輸入など4つの罪で起訴されているほか、別の汚職容疑もかけられています。軍は容疑を重ねて拘束を長期化させ、政治の舞台から排除する狙いとみられます。
ミャンマーでは連日、軍への抗議デモが続いています。地元メディアは17日も複数の死者が出たと伝えていますが、各地で通信が遮断されていて、現地の情報が得づらい状況が続いています。