ミャンマーでスー・チー氏訴追 市民は抗議
クーデターが起きたミャンマーで、警察は3日、アウン・サン・スー・チー氏を訴追しました。市民は様々な方法で抗議の声を上げています。
ミャンマー警察は3日、スー・チー氏が自宅で違法に輸入された無線機を使っていたとして訴追。裁判所は今月15日まで身柄を拘束する決定を下しました。当局が強権姿勢を強める中、最大都市ヤンゴンの病院では、医師らが軍への抵抗を示す赤いリボンを胸につけ、患者の治療にあたりました。
また、ミャンマーの民主化を支援するイギリスの人権団体は、軍と関係があるとする企業をリストアップし、不買運動を呼びかけました。
買い物客「(リストにある)メーカーのビールはもう飲むのをやめた。軍の独裁は許せない」
3日夜は、市民らが軍に抗議の意志を示すため前の日に続いて鍋をたたいたり国歌を歌ったりしていて、反発の動きが広がっています。