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ミャンマーのクーデター 中国は非難避ける

2021年2月2日 3:01

ミャンマー国軍がクーデターを起こしアウン・サン・スー・チー氏らを拘束したことについて、欧米各国が国軍を非難する一方、中国政府は、「政治と社会の安定を望む」などとして、非難は避けました。

ミャンマーのクーデターについて中国外務省は1日の会見で、「中国はミャンマーの友好的な隣国である」とした上で、「各当事者が憲法と法律の枠組みの中で意見の相違を適切に処理し、政治と社会の安定を維持することを望む」と述べました。

アメリカ政府が、ミャンマー国軍の動きに反対するなど国際社会から懸念や非難が相次ぐ中、中国政府は非難を避けました。

中国は、ミャンマーと政治や経済、軍事と幅広い分野で緊密な関係を保っていて、ミャンマーが国際社会から孤立した場合、中国の影響力がさらに高まる可能性もあります。