ミャンマーでクーデター「治安悪化が心配」
ミャンマーでクーデターが起き、事実上の政権トップ、アウン・サン・スー・チー国家顧問らが国軍に拘束されました。
ミャンマーでは1日、国軍が首都ネピドーの街に戦車を展開、スー・チー氏や政権幹部らを一斉に拘束し、武力で権力を奪うクーデターを起こしました。
スー・チー氏が率いる与党が圧勝した去年の総選挙に不満を持つ国軍は、「全権を掌握した」として、1年間の非常事態を宣言しました。
最大都市ヤンゴンでは、市民が銀行のATMに列をつくる姿も見られました。
ヤンゴンで会社経営・芳賀啓介さん「物資が不足したり、治安悪化が起きないといいなと非常に心配」
ネットや電話がつながりにくくなるなど、ミャンマーに進出する日系企業の駐在員の間にも不安が広がっています。