北朝鮮 SLBM搭載の潜水艦、建造終了か
北朝鮮がSLBM(=潜水艦発射弾道ミサイル)を搭載できる潜水艦の建造を終えたと韓国メディアが報じ、韓国国防省は「動向を鋭意注視している」と述べました。
韓国の聯合ニュースは複数の政府関係者の情報として、北朝鮮が東部・新浦の造船所で進めていた潜水艦の建造を終えたと伝えました。
この潜水艦の建造の様子を2019年7月に金正恩総書記が視察していて、SLBMを3発搭載できる3000トン級の潜水艦だとしています。
また、政府関係者の話として「北朝鮮はアメリカに対する圧力が最大になるよう進水式のタイミングを検討している」との見方を伝え、SLBM発射の可能性もあるとしています。
韓国国防省は12日の会見で「関連の動向を鋭意注視し、様々な可能性を念頭に態勢を整えている」と述べました。