ミャンマー軍トップ、首脳会議に出席の意向
クーデターを主導したミャンマー軍のトップが、ASEAN(=東南アジア諸国連合)の緊急の首脳会議に出席の意向を示していることがわかりました。
ASEANは今月24日、深刻化するミャンマー情勢を話し合う緊急の首脳会議を開く予定です。タイ外務省は17日、この首脳会議に、クーデターを主導したミャンマー軍のトップ、ミン・アウン・フライン総司令官が出席する意向だと明らかにしました。
これに対し、ミャンマーの民主派勢力が16日に発足を宣言した「国民統一政府」も首脳会議への出席を模索していて、ASEANは難しい対応を迫られそうです。
一方、ミャンマーでは17日、現地の暦で正月を迎えましたが、祝賀ムードはなく、市民らの抗議デモが続きました。
地元メディアによりますと、北部モゴックでは治安部隊の銃撃で市民ら6人が死傷したほか、最大都市ヤンゴンでは複数回の爆発が起き、治安部隊に複数のケガ人が出たということです。