×

上海モーターショー開幕 異業種参入も加速

2021年4月19日 15:08

世界最大の自動車市場、中国で19日、「上海モーターショー」が開幕しました。電気自動車の発表が主流となる中、異業種からの参入も加速しています。

世界中からおよそ1000社が参加して開幕した上海モーターショー。展示の主流は電気自動車で、トヨタ自動車はさきほど電気自動車とハイブリッド車の3車種を発表しました。そんな中、会場では「異業種」の存在感が高まっています。

中国の不動産大手「恒大不動産」が設立した自動車ブランドは、2025年までに年間100万台の販売を目指しています。また、中国のIT大手アリババや通信機器大手ファーウェイも自動車メーカーと連携する形で電気自動車や自動運転の分野に参入しています。

電気自動車はガソリン車に比べ部品の数が少ないことなどから異業種からも参入しやすいとされていて、今回のモーターショーは自動車産業の変化を物語る展示となっています。