出光興産 電気自動車事業に参入へ
出光興産が、電気自動車事業に参入します。異業種からの参入は、政府が全ての新車販売を2035年までに電動車にする方針を打ち出してから初めてのこととなります。
出光興産は、電気自動車の実証実験をこれまで共同で行ってきた電気自動車メーカー「タジマモーター」と提携し、超小型EVなどを開発する会社を4月に立ち上げます。
実証実験の結果、買い物や子どもの送り迎えを中心に自動車を利用する層や、免許を返納した高齢者層に、雨風がしのげる手軽な移動手段のニーズがあるとわかったということです。
そのため、既存の軽自動車よりも一回り小さく小回りがきき、最高速度60キロメートル以下で走行する4人乗りの超小型EVを開発する予定です。
年間100万台の需要を見込んでいて、販売価格150万円以下で来年、発売することを目指します。