ビルでまとめてランチ注文 実証実験
新型コロナウイルスの影響でテークアウトやデリバリーが増えるなか、オフィスにまとめて配達し、人と人の接触も減らせる弁当配達サービスの実証実験が行われました。
これは東京・日本橋のオフィス街で行われたもので、オフィスで働く客はオフィス内に置かれたモニターやスマホでメニューを見て午前10時までにLINEアプリを使って弁当を注文し、会計も済ませます。
弁当は近くの商業施設内に入る10軒の飲食店が作っていて、配達の専門業者が配達先であるオフィスや建物ごとに集約し、10店分をまとめて配達します。専用の棚に置くいわゆる“置き配”のため、人と人の接触を避けたものになっています。
配達料は弁当1個で100円で、数がまとまれば安くなるサービスもあります。
実験を始めた三井不動産などによりますと、まとまった数量の注文がとりやすいため、客と飲食店、双方にとってうれしいサービスということです。