電通グループ 本社ビルの売却を検討
電通グループが東京・港区にある本社ビルの売却について検討していることがわかりました。
電通グループが売却を検討しているのは東京・港区にある地上48階建ての高層ビル「電通本社ビル」です。
本社ビルではおよそ9000人が働いていますが新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた去年2月以降、電通グループではリモートワークを推進していて、現在、本社ビルの出社率はおよそ2割程度ということです。
そのため、本社ビルでは余剰スペースが発生していて、電通グループではこのスペースの有効活用を含め、保有資産などの運用効率を高める一環として本社ビルの売却について検討しているということです。ただし、売却後も本社は移転しない方針です。
電通グループは今月中にも複数の候補から優先交渉先を選び、早期に本格的な交渉を進めたいとしています。