バッハ会長「“緊急事態”五輪に影響せず」
IOC(=国際オリンピック委員会)のバッハ会長は、東京で発出される見通しの緊急事態宣言について、東京オリンピックの開催には影響しないとの見方を示しました。
バッハ会長「緊急事態宣言は、日本政府の全体的な方針に沿っているものだと思うが、東京オリンピックとは関係ない」
バッハ会長は21日、IOC理事会の後に会見を開き、東京で発出される見通しの3度目の緊急事態宣言について、「予防的で限定的な措置」とした上で、東京オリンピックの開催には影響しないとの見方を示しました。
国内の観客数の上限については、決定時期の明言を避け、「大会組織委員会と話し合いを続ける」と述べるにとどめました。来週28日にも開かれる予定のIOCや政府、東京都などの5者協議で、決定時期を議論するとみられます。