バイデン氏「気候変動への対応はチャンス」
アメリカのバイデン大統領は23日、気候変動サミットで演説を行い、「気候変動への対応はチャンス」だとして、各国に新たなエネルギー分野での投資を呼びかけました。
バイデン大統領「気候変動への対応がチャンスをもたらす。世界の革新的産業で、数百万人の高給の雇用を創出するチャンスだ」
サミット2日目の演説でバイデン大統領は、投資すべき分野として、蓄電地、電気自動車や充電ステーション、エネルギー効率の高い住宅などを挙げました。
また、今回のサミットで菅首相が温室効果ガスの削減目標を大幅に引き上げたことなどにも触れ、「野心的な目標だ」と高く評価しました。
さらに、ロシアのプーチン大統領が環境分野に投資する外国企業への優遇措置を検討する意向を示し、国際協力を呼びかけたことを受け、「非常に心強く思う。アメリカはロシアとこの問題に取り組んでいく」と応じました。