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米FDAファイザー“対象年齢12歳”承認

2021年5月11日 11:00

ファイザーが開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、アメリカの規制当局は接種の対象年齢を12歳に引き下げることを承認しました。

FDA(=食品医薬品局)は10日、これまで16歳以上が接種の対象となっていたファイザーの新型コロナワクチンについて、緊急使用許可の対象を「12歳から15歳」にも拡大することを承認したと発表しました。アメリカ国内で12歳以上が接種対象として認められたのは初めてです。

接種する量や回数、間隔は変わらないため、12日に予定されている専門家らによる諮問委員会のあと、すぐにでも接種を始められるということです。

アメリカでは秋から学校の新年度が始まりますが、その前に子どもたちにもワクチンが行き届くメドが立った形です。ファイザーは今回の決定を「子どもたちを守る重要な一歩だ」としています。