米CDC ファイザー12歳以上に拡大推奨
アメリカのCDC(=疾病対策センター)は12日、ファイザーの新型コロナウイルスのワクチンの接種対象を12歳以上に拡大することを推奨すると発表しました。
これまで16歳以上が接種の対象となっていたファイザーの新型コロナワクチンについて、CDCの諮問委員会は12日、接種対象を12歳~15歳にも拡大するかを検討する会議を開きました。会議では、この年齢を対象とした臨床試験で100%の有効性が確認されたことなどが報告され、諮問委員会は12歳以上に拡大することを推奨しました。
これに先立ちFDA(=食品医薬品局)が10日に接種対象の拡大を承認したため、複数の州ですでに12歳以上への接種が始まっています。
一方、ニューヨークなど多くの州は諮問委員会の判断を待つとしていて、今回の勧告を受け、全米で12歳以上の子どもへの接種が本格化する見通しです。