韓国政府、モデルナワクチン承認 4種類目
韓国政府は、アメリカのバイオ医薬品メーカー・モデルナの新型コロナウイルスワクチンを承認したと発表しました。韓国で承認されたワクチンは、これが4種類目です。
韓国の医薬品管理部門は21日、モデルナのワクチンを承認したと発表しました。韓国政府は、2000万人分の契約を完了したとしていますが、実際に納入される時期は決まっていません。
韓国では、すでに接種が進められているアストラゼネカ、ファイザーの2種類に加え、ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンも承認されていて、モデルナが4種類目となります。
韓国メディアは、モデルナのワクチンについて、韓国国内での委託生産が計画されていて、21日、アメリカで行われる米韓首脳会談に合わせて、契約を締結することが有力だと伝えています。
また、医薬品管理部門はファイザーのワクチンについて、接種対象を16歳以上から12歳以上に拡大する検討を進めると明らかにしました。
韓国では、21日午前0時時点で、ワクチンを少なくとも1回接種した人は、人口の7.3%にあたるおよそ377万人にとどまっていて、接種の遅れが指摘されています。