米、ガザ地区復興へ支援 ワクチン提供など
中東を訪問中のアメリカのブリンケン国務長官は、イスラエルとの武力衝突で大きな被害が出たパレスチナ自治区のガザ地区の復興のために、追加支援やワクチンの提供などを行うと発表しました。
ブリンケン国務長官「ガザ地区での緊急の人道支援のニーズに対応し、再建を支援するのがまずは出発点だ」
ブリンケン国務長官は25日、イスラエルのネタニヤフ首相、パレスチナ自治政府のアッバス議長と相次いで会談し、ガザ地区の人道支援と復興に取り組むと表明しました。
具体的には、今年中にパレスチナに7500万ドル=日本円でおよそ82億円の経済支援を行うほか、各国と協力して、新型コロナウイルスのワクチンを150万回分提供するということです。
また、エルサレムでのアメリカの領事業務を再開させる方針も表明しています。