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米・ブリンケン国務長官 単独インタビュー

2021年3月17日 12:43

来日中のアメリカのブリンケン国務長官が、NNNの単独インタビューに応じました。日本メディアのインタビューに応じたのは初めてで、中国について、「日米両国で一枚岩になり立ち向かう必要がある」と述べました。

ブリンケン国務長官「(Q.中国について)日本とアメリカは近年、中国が外国で活動をしていて、特にこのアジア地域の尖閣諸島や台湾、南シナ海であっても、抑圧的な行為について深い懸念を共有している。今回、東京の協議でも、それが両国にとって懸念であることが明らかになった。中国の挑戦に対して、団結して立ち向かうのは重要である。そして我々はそれができると確信している」

ブリンケン長官は、中国への脅威に対して、日米両国がともに立ち向かう必要があるとの認識を示しました。

今回、NNNの単独インタビューに応じたブリンケン長官は、オースティン国防長官とともに、最初の外国訪問先として日本を訪れています。

ブリンケン長官は日本滞在中、拉致被害者救出の願いを込めたブルーリボンのバッジをつけています。拉致被害者家族からの手紙を受け取ったことも明らかにし、「非常に力強く、感動的なものだった」「拉致問題も私たちは強く意識している」と述べています。ブリンケン長官はインタビューで、北朝鮮と協議する機会があれば、日本の拉致問題についても議題として取り上げたいと述べました。

ブリンケン長官はこれまでに北朝鮮について、「2月中頃から接触を図っている」ことを明らかにし、日米韓3か国の連携強化の重要性も訴えています。