ASEAN代表ミャンマーに 軍側と協議か
ASEAN(=東南アジア諸国連合)の代表が3日、クーデターが起きたミャンマーに到着しました。特使の派遣などについてミャンマー軍側と協議するものとみられます。
地元メディアによりますと、ミャンマーを訪問しているのは、ASEANの議長国を務めるブルネイのエルワン第二外相と、ASEANのリム・ジョクホイ事務局長です。
4日にミャンマー軍トップのミン・アウン・フライン総司令官と面会し、軍と民主派勢力の対話を仲介する特使の派遣などについて協議するものとみられます。
特使の派遣は、ことし4月に開かれたASEAN首脳会議の合意事項の1つとなっていますが、ミャンマー軍側は早期の受け入れに慎重な姿勢を示しています。
今回のASEAN代表の訪問で、どこまで事態が進展するかは見通せない状況です。