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米コロナ対策トップ・ファウチ氏“バイデン政権1期目のうちに退任”へ 「もし新型コロナがなくなってから辞めると言えば、105歳になってしまう」

2022年7月19日 14:59
米コロナ対策トップ・ファウチ氏“バイデン政権1期目のうちに退任”へ 「もし新型コロナがなくなってから辞めると言えば、105歳になってしまう」

アメリカのバイデン政権で新型コロナ対策の専門家トップを務めているファウチ首席医療顧問が、アメリカメディアのインタビューで、バイデン政権の1期目のうちに退任する意向を表明しました。

現在81歳のファウチ氏は、政治専門メディア「ポリティコ」のインタビューで、「もし新型コロナウイルスがなくなってから辞めると言えば、私は105歳になってしまう」などと述べ、バイデン大統領の現在の任期が終わる2025年1月までに退任する意向を表明しました。

ファウチ氏は、感染症対策の専門家として、アメリカの歴代大統領に助言を続け、新型コロナウイルスの感染が広がったトランプ政権下でも専門家トップとして、対応を指揮しました。

トランプ氏との意見対立が表面化するなどしましたが、バイデン政権に代わっても、首席医療顧問に起用され、現在も政府の中枢で、対応にあたっています。