ハリス副大統領 初の外遊先グアテマラ訪問
アメリカのハリス副大統領が7日、初の外遊先として中米グアテマラを訪れ、大統領と会談するなど、本格的に外交デビューしました。
ハリス副大統「我々は隣人だ。家族のような歴史的結びつきがある」
将来の大統領候補の一人と目されているハリス副大統領ですが、外交では経験不足が指摘されています。今回は副大統領として初めての外遊となりますが、グアテマラの大統領との共同記者会見では、自身が責任者を務める不法移民の問題に触れ、アメリカに向かわないよう呼びかけました。
ハリス副大統領「来ないで、来ないでほしい。アメリカは法律を使って国境を守り続けます。もし国境に来れば追い返されることになる」
また、グアテマラに新型コロナウイルスのワクチン50万回分を提供することも表明しました。今週ヨーロッパを歴訪する予定のバイデン大統領とともに、今後、外交活動を本格化させる見通しです。