アメリカのバイデン大統領は６日、今月１９日までに国内のすべての成人がワクチン接種の対象になると述べ、これまでの目標をおよそ２週間前倒ししました。

バイデン大統領「今月１９日までに国内の全ての成人がワクチン接種の対象になるだろう」

バイデン大統領はこれまで、来月１日までにすべての成人をワクチン接種の対象とする目標を示してきましたが、これをおよそ２週間前倒しし、今月１９日までにすると表明しました。

また、「政権発足７５日間で１億５０００万回分のワクチン接種が完了した」と述べ、政権発足１００日間の目標とする２億回分の接種も達成可能との見通しを示しています。

一方で「ゴールにたどり着いたわけではない。いまだ生きるか死ぬかのウイルスとの戦いの中にある」とも述べて、警戒を緩めないよう求めました。