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ルハンシク州でロシア兵捕虜11人が射殺されたか、SNSに映像 ロシア、国連人権高等弁務官事務所が調査開始

2022年11月19日 6:47

ウクライナ東部ルハンシク州でロシア兵の捕虜11人が射殺されたとされる映像がSNSに投稿され、ロシアが捜査開始するとともに、国連人権高等弁務官事務所も調査を始めたとメディアに語りました。

ロシア国営放送によりますと、映像には射殺されたとみられるロシア兵が地面に並んで横たわっています。場所はウクライナ東部ルハンシク州ですが、撮影時期などは不明としています。

この映像について、ロシア連邦捜査委員会は18日、「少なくとも11人の非武装のロシア軍兵士が射殺された。映像の作成者を特定するために捜査を開始した」と発表しました。ロシア外務省のザハロワ報道官も「映像は捕虜の扱いを定めたジュネーブ条約などに反する」として国際機関による調査を求めました。

これに対して国連・人権高等弁務官事務所の報道官は、ロイター通信やタス通信に対して「動画の存在を認識している。迅速・完全に調査し、加害者の責任を追及すべきだ」と述べたということです。