軍に抗議のミャンマー選手「後悔してない」
サッカーワールドカップ予選で、軍事クーデターに抗議の意思を示したミャンマー代表の選手が、帰国を拒否し、「後悔していない」などと思いを語りました。
ミャンマー代表のピエ・リアン・アウン選手は、先月、千葉で行われたワールドカップ予選で、国歌斉唱の際に3本指を立て、軍への抗議の意思を示していました。
ミャンマー代表ピエ・リアン・アウン選手「帰国便に乗る前、出国審査の場で『自分の国に帰りたくない』と英語で伝えた。自分がしたことで、日本の国民や政府にミャンマー国内で起きていることを知らせることができた。後悔はしていない。自分がしたことの結果として、納得している」
チームメイトは帰国し、ミャンマーには家族もいます。
ミャンマー代表ピエ・リアン・アウン選手「仲間に被害があるんじゃないかと心配していたが、現在まで危険な目にあったという情報はない」
今後は、難民認定を申請する予定だということです。