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米独立記念日までに“成人7割接種”困難か

2021年6月23日 6:05

アメリカのバイデン政権は22日、新型コロナウイルスのワクチンについて、来月4日の独立記念日までに、成人の7割が少なくとも1回の接種を受けるとの目標の達成は、難しいとの見通しを示しました。

ホワイトハウスのザイエンツ調整官は会見で、ワクチンを1回以上接種した人は、30歳以上に限れば、すでに7割に達し、来月4日のアメリカ独立記念日までに27歳以上でも7割に達する見通しだと明らかにしました。

一方で、18歳から26歳の若い人の間で接種率が伸び悩んでいるため、18歳以上の成人全体で目標を達成するのには、さらに数週間を要するとしています。

ザイエンツ調整官は、「多くの若い人は、新型ウイルスは自分には無関係だと感じている」と若者の認識の甘さを指摘し、ワクチンの接種を呼びかけました。