ナイトクラブの営業再開 従業員はワクチン3回接種が義務 タイ
およそ450万人が感染したタイでは、6月1日の夜からバンコクやプーケットなど観光客の多い県で、ナイトクラブの営業が再開されました。
記者
「営業再開にあたって、タイ当局がこれから店舗の視察を行います」
感染対策として、店の営業は深夜0時までとなっていて、従業員にはフェースシールドの着用や、3回のワクチン接種が義務づけられています。
接客の責任者
「再開できて本当にうれしく感じます。もう何年も閉まっていたので、多分2年ぐらい。友達とも会えなかったし、収入もない。本当に大変でした」
この店では、客に入店前の抗原検査を行う徹底ぶりです。
来場者
「いつ感染するかわからないので、毎日不安を感じていました。でも、ここはちゃんと対策もしているので安心はできると思います」
コロナ前は年間およそ4000万人の観光客が訪れていたタイですが、去年はわずか40万人あまり。ナイトクラブの営業再開が観光の起爆剤になればと期待されています。