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米とイスラエル、東アフリカの3か国と接触 ガザ地区住民の再定住先をめぐり~AP通信

2025年3月15日 1:16

パレスチナ自治区ガザ地区の住民の再定住先をめぐり、アメリカとイスラエルが、東アフリカの3か国と接触したとAP通信が伝えました。このうちスーダンは、アメリカからの提案を拒否したということです。

AP通信によりますと、アメリカとイスラエルはガザ地区の住民の再定住先の候補として、スーダン、ソマリア、分離独立地域ソマリランドと接触したということです。

スーダンはアメリカの提案を拒否したと伝えています。ソマリアとソマリランドはAP通信の取材に対し、接触について承知していないと答えたということです。

トランプ大統領は、ガザ地区の住民を周辺国に再定住させ、アメリカがガザを所有してリゾート地をつくるという案を提唱しています。これに対し、アラブ連盟はトランプ氏の構想は中東地域の不安定化を招くとして、今月総額530億ドルを投じて空港や港の整備、住宅開発などをおこなう計画を承認していました。

最終更新日:2025年3月15日 1:16