地元当局「テロ攻撃」 イランで追悼式典中に爆発…95人が死亡
中東のイランで3日、4年前にアメリカ軍に殺害された革命防衛隊の司令官の追悼式典中に爆発があり、95人が死亡しました。地元当局は「テロ攻撃だ」としています。
地元メディアなどによりますと、イラン南東部で3日、爆発が2回ありこれまでに95人が死亡、211人がけがをしました。
現場近くでは、2020年にアメリカ軍に殺害されたイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官の追悼式典が行われていて、多くの人が集まっていたということです。
地元メディアは、爆薬の入った2つの袋を遠隔操作で爆発させたことによるものだと報じています。
イランのライシ大統領は、「凶悪で非人道的な犯罪」と強く非難し、地元当局は、「爆発はテロ攻撃によるものだ」として、捜査しています。
これまでに犯行声明などは出されていません。