イギリスで「AI安全サミット」始まる
AI=人工知能の安全性などについて話し合う「AI安全サミット」が1日、イギリスで始まりました。AIのリスク管理に特化して話し合う世界初のサミットとして注目されています。
「AI安全サミット」は28か国の政府代表やAIの開発企業などのトップおよそ100人を招いて、1日からロンドン近郊で2日間にわたって開催されます。
イギリス政府はサミット初日、AIの安全性に関する取り組みを強化することを目的とした「ブレッチリー宣言」を発表しました。宣言にはアメリカや中国も合意していて、半年後に韓国、1年後にフランスでサミットを開催することも決まりました。
サミットにはイギリスのスナク首相やアメリカのハリス副大統領が出席していて、日本からは岸田首相が2日の首脳会合にオンライン形式で参加することになっています。