東京オリンピックのカヌー競技会場で水難救助訓練 東京消防庁
東京オリンピックのカヌー競技の会場となった施設で、東京消防庁が水難救助訓練を行いました。
1日午後、東京・江戸川区にある「カヌー・スラロームセンター」では、東京消防庁の救助隊などおよそ60人が急流を想定した水難救助訓練を行いました。
訓練では、隊員がカヌーに乗って障害物を避けたり、流された人を確保し岸に引き上げて救助したりしていました。
「カヌー・スラロームセンター」は、東京オリンピックでカヌー競技の会場として使われた施設で、人工的に急流を作ることができるため、都心にいながら山岳部の急流を想定した実践的な訓練ができるということです。
東京消防庁は「貴重な訓練の機会を生かして危険な状況下でも自らの安全を確保しながら確実に救助できるように訓練に励みたい」としています。