水難事故が増える夏を前に… 警視庁が東京・千代田区の日本橋川で水難救助訓練
水難事故が増える夏を前に、警視庁は東京・千代田区の日本橋川で水難救助訓練を行いました。
26日は溺れた人を救助する想定で行われ、警視庁特殊救助隊が麹町署の署員らに溺れた人を助けるための浮き輪の投げ方の指導や、警備艇を使った救助の訓練をしました。
また、災害時に川に漂流物が多く、大きな船が活動できない場合を想定してゴムボートでおよそ10キロの距離をこぐ訓練も行われました。
警察庁によりますと、全国で去年発生した水難事故は1346件ありましたが都内の発生件数は2番目に多いということです。
麹町署は「事故発生時に迅速に対応するため訓練を重ねていきたい」などとしています。