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水難事故に備え“潜水救助”技能検定 警視庁が初公開

2022年6月27日 16:58
水難事故に備え“潜水救助”技能検定 警視庁が初公開

警視庁の警察官が水難事故の現場で潜水して救助を行うために必要な技能検定の様子が27日、初めて公開されました。

27日、初めて公開されたのは警視庁による水難救助の初級技能検定です。この検定に合格すれば川や湖などで水難事故が発生した際に潜水して救助することや、水中に捨てられた証拠品の捜索などができるようになります。

警視庁災害対策課・萩原恵梨巡査長(35)「(検定に合格したら)まだ技術は未熟なものだと思うので、今後訓練を重ねて先輩方のように救助できる隊員になっていきたいと思います」

初級検定は毎年2回行われますが、27日は20人が溺れている人を救助したり、水中でロープを結んだりする実技検定に臨みました。

夏を迎え、これから水難事故が増えるということで、警視庁は「1人でも多くの救助隊員を育成していきたい」としています。