×

停戦協議続くもロシア軍攻撃続く…民間人が犠牲に

2022年3月18日 12:00

ウクライナとロシアの間で停戦に向けた協議が続く中、ロシア軍によるウクライナへの攻撃は17日も首都キエフなどで続き、民間人に犠牲が出ています。

キエフでは17日、倉庫がロシア軍の攻撃を受け、大規模な火災が発生しました。AP通信によりますと、火はおよそ1万平方メートルの範囲に燃え広がり、少なくとも1人が死亡しました。

アメリカ国防総省の高官によりますと、ロシア軍は侵攻開始から3週間でミサイル1000発以上を発射したということです。一方で、国防総省の高官は「ロシア軍は長期戦を懸念し始めている」とも分析しています。

こうした中、停戦協議をめぐり、ウクライナ代表団のポドリャク大統領府顧問は、ポーランドメディアの取材に「ウクライナとロシアの代表団はそれぞれの立場を守っている」として、合意に達するには数日から1週間半ほどかかるとの見方を示しました。

ゼレンスキー大統領「今は停戦協議の方策を明らかにする時ではない。静かな環境でさらに努力を続けた方が賢明だ」

ゼレンスキー大統領もこのように述べるにとどめています。

一方、ロシアのプーチン大統領は、トルコのエルドアン大統領と電話会談しました。トルコ政府によりますと、エルドアン大統領はプーチン大統領とゼレンスキー大統領をトルコに招き、首脳会談を開くことを提案したということですが、プーチン大統領の反応は明らかになっていません。

一緒に見られているニュース

0:35

俳優の中山美穂さん(54) 自宅で死亡

日テレNEWS NNN

15:05

【速報】JR東日本 山手線などの初乗り運賃10円値上げへ

日テレNEWS NNN

15:33

1:22

韓国・尹大統領と与党代表が“会談” 弾劾訴追案めぐり協議か

日テレNEWS NNN

14:55

0:56

侵攻直後にロシア軍が拘束 ウクライナ南部の市長、遺体となって返還

日テレNEWS NNN

15:35