テニスのウィンブルドン 観客数の制限解除
イギリスで行われているテニスのウィンブルドン選手権で6日、新型コロナウイルス対策として設けられていた観客数の制限が解除されました。
今大会のウィンブルドンの試合は、観客数を最大収容人数の50%程度に抑えて行われてきました。しかし、集団感染の発生などが確認されていないことから、イギリス政府は6日の準々決勝以降、メイン会場などで行われる試合について人数制限を解除することを認めたということです。
イギリスで今回のパンデミックが起きて以来、主なスポーツイベントで人数制限を行わないのは初めてのことです。
試合を見に行く人「いずれ普通の状態に戻らないといけませんから、観客数の制限をなくすのは良いことだと思います」
イギリスでは6日の新規感染者がおよそ2万9000人と、新型ウイルスの感染拡大が続いていますが、ワクチンの普及により死者数などは低く抑えられているとして、今月19日以降、すべてのスポーツイベントで観客数の制限が撤廃される予定です。