米露“サイバー攻撃”専門家会合 協議継続
アメリカ・ホワイトハウスのサキ報道官は6日、ロシアとの間でサイバー攻撃に関する専門家会合を開き、協議を続けていることを明らかにしました。
サキ報道官「米露は専門家会合を継続中だ。来週は、身代金要求型攻撃の会合を開く」
サキ報道官は、先月、スイスのジュネーブで行われた米露首脳会談で設置が決まったサイバー攻撃に関する専門家会合が、断続的に開かれていることを明らかにしました。
その上で、「ロシア政府がロシア国内の犯罪集団に対し行動を起こせないのであれば、アメリカが独自に行動を起こす」と述べ、ハッカー集団の活動場所とされるロシアのプーチン政権を強くけん制しました。
一方、バイデン大統領は、アメリカのIT大手「カセヤ」が提供するソフトウエアが、今月2日にサイバー攻撃を受けた問題で、「情報収集を進めている」と述べ、ロシアのハッカー集団の関与も含めて事態を注視する考えを強調しました。