大坂なおみ選手が心境「トンネルの先に光」
うつを告白したテニスの大坂なおみ選手がアメリカの雑誌に寄稿し、「トンネルの先には光がある」などと心境を明かしました。
大坂選手が寄稿したのは雑誌「タイム」で、表紙には顔写真とともに『大丈夫じゃなくても大丈夫』という、手記のタイトルが記されています。
大坂選手は今年5月、記者会見に応じないと表明したあと、うつに悩まされてきたことを告白し、トーナメントから一時遠ざかる決断をしました。
手記の中で大坂選手は、「この数週間、私の旅は予期せぬ道に進んだが、重要な教訓を学ぶことができた」と述べました。その上で、「いかなるトンネルでもその先には光がある」といまの心境を語りました。
試合後の記者会見については、「形式自体が時代遅れで見直す必要がある」としています。
また、東京オリンピックについては、「この上なく楽しみにしている。日本のファンの前でプレーすることは夢の実現だ」としています。