新型コロナウイルスの感染の急拡大で韓国では、１２日からソウルを含む首都圏で対策が最高レベルに引き上げられました。文在寅大統領は“太く短い”集中的な措置だとして協力を呼びかけました。

１２日から最高レベルに引き上げられた感染対策により、感染者のおよそ８割が集中する首都圏の学校では、授業は順次、オンラインに切り替わります。子供たちは今学期、登校しないまま夏休みに入ることになります。

また、対策強化によって午後６時以降、会食などの人数は２人までに制限され、経済活動や市民生活への規制は強まる形です。

韓国の新規感染者数は６日連続で１０００人を超え、“第４波”が本格化しています。文大統領は措置による影響を謝罪した上で、短期で集中的に状況を改善したいと国民に協力を呼びかけました。