免疫力低下の人に…米FDA“3度目”承認
アメリカのFDA(=食品医薬品局)は12日、免疫力が低下した人に対して、新型コロナウイルスワクチンの3度目の接種を承認しました。
FDAが追加接種を承認したのは、モデルナとファイザーの新型ウイルスワクチンで、臓器移植などで免疫力が低下した人が対象です。
声明でFDAは、「これまでに得られたデータから、3度目のワクチン接種が免疫力が低下した人たちの保護力を高める可能性があると判断した」としています。
一方、今回の対象者以外ですでに接種を完了している人は適正に守られており、現時点で追加接種の必要はない、としています。
FDAの承認を受け、CDC(=疾病対策センター)は13日に諮問委員会を開き、追加接種について協議する予定で、諮問委員会の推奨を経て、実際の追加接種が始まる見通しです。