ロシア巡洋艦「モスクワ」沈没 米報道官が情報支援報道を否定
先月、ウクライナ軍の攻撃を受けて沈没したロシアの巡洋艦「モスクワ」をめぐり、ホワイトハウスのサキ報道官は、アメリカが情報面でウクライナを支援したとの報道を否定しました。
巡洋艦「モスクワ」は先月、ウクライナ軍の対艦ミサイルの攻撃を受けて沈没しましたが、複数のアメリカメディアは、ウクライナからの要請を受け、アメリカがこの巡洋艦の位置情報を確認し、提供していたと報じています。
これについてホワイトハウスのサキ報道官は6日、「不正確な報道だ」と否定したうえで、「攻撃の決定や、作戦についても関与していない」と述べました。ウクライナ軍の攻撃も事前には知らなかったとしています。
またサキ報道官は、ウクライナ軍には、独自の情報収集能力があるとも強調しました。