アフガン問題巡り…米とカタール関係強化へ
アメリカのブリンケン国務長官は中東・カタールの外相と会談し、今後、カタールがアフガニスタン問題をめぐる外交の拠点になるとして、関係を強化する考えを示しました。
ブリンケン国務長官とカタールのムハンマド外相の会談には、両国の国防相も同席しました。会談後の会見でブリンケン長官は、アフガンからアメリカ人らが退避する際のカタール政府の支援に、感謝の言葉を述べました。
また、これまでカタール政府が、アフガン政府とイスラム主義勢力タリバンとの紛争解決に尽力してきたと強調。その上で、今後はカタールが「アフガンとの外交活動の拠点になる」と述べました。
一方、アフガンに残された人の退避をめぐっては、「有効なパスポートを持つアメリカ人とアフガン人は全員出国が保証されている」と述べ、タリバンに約束を守らせると強調しました。