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北朝鮮“ミサイル”米に敵対姿勢の撤回要求

2021年9月17日 20:08

北朝鮮の国営メディアは、15日の弾道ミサイルの発射に関連して、アメリカに対して、敵対的な姿勢を撤回するよう求める談話を発表しました。

「朝鮮中央通信」は17日、国際問題評論家の談話で、「アメリカは15日に、偶然にも同時に朝鮮半島に響いた爆音を聞きながらも、北朝鮮の行動は、『アメリカと国際社会への脅威』と言い、南朝鮮の行動には口を閉ざした」と指摘。

北朝鮮による鉄道を使ったミサイル発射訓練と、韓国によるSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)などの発射実験への反応の違いを批判しました。

その上で、アメリカが「敵視政策の撤回を担保しない限り、非核化という言葉自体を持ち出すことはできない」として、敵対的な姿勢を改めるよう求めました。

一方で、「私たちは対話に反対したことはない」とも述べていて、今後、アメリカの出方次第では、対話に応じる可能性も示唆しました。

写真:9月16日付「労働新聞」より