台湾46人死亡ビル火災 男女2人を拘束
台湾でおきたビル火災で、現地の検察は男女2人の身柄を拘束しました。
大規模火災から丸1日がたち、15日朝、火災に関与した可能性があるとして拘束された女性。さらに交際相手の男性も検察に拘束されました。
台湾メディアによりますと、この男女2人は火災の直前までビルの一階にいたといいます。
記者
「火事の原因はあなたが飲酒後に暴れたからですか?」
14日未明、台湾南部の高雄市で発生した火災。マンションなどが入る地下2階地上12階建てのビルが焼け46人が死亡、41人がけがをしました。
住民
「ここに消防器材なんてないよ」
住民
「ちゃんと管理されていればこうならなかった」
消防の調査の結果、ビルの一階にあった骨董(こっとう)品店が火元とみられるということです。
地元メディアによりますと、この骨董(こっとう)品店には男女2人が頻繁に出入りし、夜中に酒を飲んで騒いだりしていたといいます。
火災のあった夜も骨董(こっとう)品店にいたという2人。検察は火災当日、女性が部屋を出たときに線香の灰をゴミ箱に捨てて火災を引き起こしたとみていて、取り調べをすすめています。
また、検察は現場付近に多くのガスボンベが置かれていて被害が大きくなったとみています。