来年２月に開幕する北京冬季オリンピックの聖火が２０日、北京に到着し、現地では歓迎式典が行われています。

北京市内で開かれた式典では、ケースに入れられた聖火が迎え入れられた後、トーチによって点火されました。

来年２月４日に開催する北京オリンピックの聖火は、古代オリンピックの発祥の地であるギリシャで採火された後、空路で運ばれ日本時間の２０日朝、開催地の中国・北京に到着していました。

聖火はこのあと、およそ１００日間展示され、その後、聖火リレーが行われる予定です。

開催をめぐっては、新疆ウイグル自治区の人権問題などで欧米各国にボイコット論もくすぶる中、習近平主席としては、大会を成功させて自らの権威を誇示する狙いもあります。