パンがなければ…王妃の品がオークションに
「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」でおなじみ、あの王妃のブレスレットが、今月9日に行われるオークションに出品されることになりました。
大粒のダイヤモンドがまばゆく輝くブレスレット。オークションに出品されることになったこの高級品。元々の持ち主は誰かというと、「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」でおなじみ、フランス国王ルイ16世の妻、マリー・アントワネットです。
ブレスレットに使われたダイヤモンドの数はなんと、112個。マリー・アントワネットの処刑後、生き残った娘のマリー・テレーズが受け継ぎ、現在は、ヨーロッパの王室が所有しているといいます。
オークションの主催者
「この宝石は、これまで一度も王室の手を離れたことがなく、200年以上続いたフランス王室の歴史の一部といえます」
ロイター通信によりますと、今月9日に行われるオークションでは、200万ドルから400万ドル、日本円にして2億2800万円から4億5600万円の値が付くと予想されているということです。