クリスマス気分も“ロックダウン”懸念 仏
エッフェル塔もライトアップされるなど、日に日にクリスマスムードが高まっているフランスでは、感染が再拡大しています。市民からは、ロックダウンを懸念する声も上がっています。
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17日、フランス・パリでは、かわいらしい人形たちが音楽を奏でていました。きらびやかな飾り付けや、巨大なクリスマスツリーが登場し、街は早くもクリスマス気分です。
観光客
「魔法みたいです。パリは初めて来ましたが、大好きですし、この装飾も素晴らしいです」
エッフェル塔もライトアップされ、日に日に高まるクリスマスムードですが、フランスでは感染が再拡大。ロイター通信によりますと、1日の平均感染者数は1万人を超え、第5波のまっただ中にあるといいます。(感染者 745万3941人 死者 11万9333人 米ジョンズ・ホプキンス大 19日午後5時時点)
この状況に、市民からは、ロックダウンを懸念する声も上がっています。
パリ市民
「もしロックダウンになれば、自由な時間は限られてしまうので、わずかな自由を思いっきり楽しむために、急いでここに来ました」
政府は「ワクチン接種やマスク着用でおそらく対処できる」としていて、今のところ、特別な制限措置は検討していないということです。