新型コロナウイルスのオミクロン株の感染者急増を受け、タイ政府は２１日、外国人観光客の隔離なしでの受け入れを一時停止すると発表しました。

タイは先月から、日本を含む６３の国と地域について、ワクチン接種を条件に入国者の隔離を免除していました。しかし、今月に入りオミクロン株の感染者が急増していることから、タイ政府はこの措置を来月４日まで一時停止すると発表しました。

今後、新たにタイに入国を申請する場合は、少なくとも７日間の隔離を経る必要があります。

ただし、例外として、南部のリゾート、プーケットで行っている条件付きの隔離免除は継続するということです。

タイでは、２０日までにオミクロン株の感染者が６３人確認されていて、市中感染も出ていることから警戒感が広がっています。