感染拡大…中国・西安で“ロックダウン”
中国・陝西省西安では、新型コロナウイルスの感染が広がり、1300万人の市民が2日に1回だけ外出できる事実上のロックダウンが始まりました。
22日夜の西安の映像では、ロックダウンを前に、市場や商店には、食料品などを確保するため多くの市民が詰めかけた様子が分かります。
現地時間の23日0時から、西安では全家庭を対象に、「原則として2日に1回、生活必需品を購入するため1人だけが外出できる」との措置が始まりました。
市の外へ出ることも基本的に禁止していて、市民1300万人を対象にした事実上のロックダウンとなっています。
西安では今月9日以降、200人以上の感染が明らかになっているほか、北京や河南省など複数の都市で西安から来た人の感染が見つかっていて、当局が警戒を強めています。